2019からはいろいろチャレンジしてみたいと思い動いています。しかしまずは増やすためのお金を作るところから開始しなければ…汗。
アラフォー主婦ポテコです。会社員→フリーター→個人事業主と20年近く働いてきました。
「なんとかなるよねー」とふわふわとやってきていたのですが、貯金が増えない!
減っていないのでギリセーフ…と言えばそうなのですが、できれば増やす方向に向けていきたいというのが本音。
世の奥様方と同じで、大きなお金は動かせない、時間はないので、一気に増やすことは難しいでしょう。
でも「今あるお金を減らさない」ことや「少しずつ増やす」事なら可能なはず。
さすがにまじめに老後の資金を考えるようになってきて、遅まきながらいろいろ考えてみました。ポテコは個人事業主で扶養外ですが、扶養内の奥様方にもきっと参考にしていただけると思います。
手元に残るお金を増やす方法は
- 出ていくお金を減らす(節約)※貯金はここに含みます
- 入ってくるお金を増やす(増収)
夢がある方法として宝くじを当てるとかもありますし、万馬券を当てるとかギャンブルにカテゴライズされている方法もありますが、主婦が家庭を破綻させず静かにお金を増やす方法としては向いていませんよねえ。ですので現実的にはやはりこの2つとなるでしょう。
1. 出ていくお金を減らす(節約)
まず第一に上がるのが節約でしょう。雑誌などではよく特集されていますが、水や電気をケチったり、食材を中国産に変える、等のやっていて生活の質が落ちるような節約は個人的にやりたくない!微々たる金額を削って生活が楽しくなくなるのは本末転倒。無理な節約はしないようにしたいです。
大きな金額の物から見直し
とはいえ削っても支障のない部分は削りたいです。
- 住宅ローンの見直し
- 保険の見直し
- 習い事や教育費の見直し
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)の利用
このあたりは大きく出費を減らせる部分だと思いますので、思い切って大幅な見直しをしてみましょう。
お子さんがいる場合は教育費等に大きくかかっている場合がありますが、あまりやる気のない習い事や取っているだけでやっていない通信教材等は経験的に(笑)切ってしまっていいと思います。
自分が子供だった時のこと考えるとねー。いらないよな。
お子さんがいない場合でも、行っていないスポーツジムとか、料理教室とか、通信制の資格講座とか心当たりありませんか?それ、辞めちゃいましょう。お仕事で使っているわけでもない電子新聞の購読とか、意外なところに切り忘れが潜んでいます。
ポテコのやらかしとしては、引っ越し前の家の火災保険を1年くらい切り忘れてたことがありました…。気づいたときにちょっと愕然としてしまった。ショックですよね、そういうの。
個人型確定拠出年金(iDeCo)も、個人ごとに掛け金の上限などが違い一概に言えないのですが、払った分はダイレクトに節税できるので老後資金の確保と節税がダブルでできる制度ではあります。
【Review】住宅ローンの借り換えは強烈効果あり
我が家は購入が2008年のため、ちょうど10年ほど経過しているのですが、当時借りたのがフラット35で金利が2.9%でした。これがずっと高い高いと思ってきたのですが、主人がのらくら逃げてなかなか見直しできず。業を煮やして2018年の夏ごろから無理やり借り換え作業に入りました。
どこの銀行で借り換えできるとか、条件はご家庭ごとに様々なため詳細は異なると思いますが、借り換えした結果、最終的な支払額が一気に800万近く減りました。でか!でかいですよ!800万!貯めようと思ったら大変です。
完済の年を少し調整して、退職金で最後全部払うことを前提にして組みなおし。月々の支払いも少し減りました。
ある程度貯金もあったので少し繰り上げも考えたのですが、現在超低金利ですし、日本国内のローンの中で実際最も低金利なのは住宅ローンであり、ほかの方法でローン以上の金利でお金を増やすことができるなら繰り上げせずそちらに回した方がいい、とのFPさんのアドバイスで我が家はそのようにしています。
その辺に関しては各ご家庭でよくご相談ください。これから出費が増え、あまり「増やす」方向に振り向けられないという場合などは繰り上げするのも間違いではないです。
普段のお金の動きを把握する
普段の生活で、「何に使ったのかわからないお金」が多い場合は、家計簿をつけることをどこでもオススメされます。
頻繁にコーヒーショップに行ってコーヒーやマフィンなどを買っている、コーヒーマネーとか、カフェマネーとか言うらしいですが、コンビニにちょこちょこ行っちゃうのもよくない。ファミチキ危険。そういう毎日小さく出ていくようなやつですね。
たいていの場合忙しすぎて毎日こまめに記録したりが難しいですし、レシートがどこかへいっちゃうんですよねー(ポテコはそのタイプです)。そういう場合は全ての支払いをクレジットカードに集約し、その明細を確認するのが一番早いです。
毎月使う現金を5万なら5万と決めて持ち、それ以外はクレジットカード1枚でやっていけば大体の出費が把握できます。公共料金もクレジットカード経由できるものはまとめてしまいましょう。もしできなくても必ず出ていく固定費はすべて口座の引き落としにして、毎月明細をしっかり確認してみてください。
そこで現金が足りなくなれば、それは多分「何に使ったのかわからないお金」ですが、口座の方でお金が足りなくなった場合は、その月にどんな大きい出費があったか一目瞭然。また、毎月どのくらいたりないのか、どのくらい余裕があるのかも把握しやすいです。
副次的要素として、クレジットカードのポイントがたまるというおまけもついてきます。これも結構大きいですから無駄なく利用したいですね。ただ、ポイントをもらうために買い物をする、と本末転倒にならないよう注意してください。ポイントはあくまで副産物です。
【Review】まとめてクレカ払い
ポテコは個人事業主で、税理士さんに毎年の確定申告をお願いしているために始めたのですが、毎月毎月のお金の動きがダイレクトに見えるため非常にいいです。固定費の把握、毎月同じくらい出るはずの携帯料金などが突然跳ね上がっている月がある…など異常に気づきやすいです。
毎月こまめに(※これ重要)エクセルなどで家計簿にするとなおいいです。今月クレカの請求が多かったから、来月は気をつけよう…とかの計画が立てやすい。
今は複数銀行口座を連動してお金の動きを見れる方法なんかもあったりしますので、自分で家計簿つけるの面倒!な方はそういうサービスの利用も考えるとよいのではないでしょうか。
まず先に避けておくお金を作る
ちょっとした節約サイトや、FPさんのお話などでもよく見かけますが、とにもかくにもまずやりたいのが、お給料日の次の日くらい、お金をおろす前に毎月決まった金額を別の口座や定期預金としてよけてしまうことです。ただ、ここでよけることによって残高がマイナスになってしまうと悪影響ですので無理のない金額から始めてください。3万~5万よけておくだけで1年で結構溜まっていきます。
微々たる金額、とお思いでしょうが、ここで確実に「タネ銭」を溜めていくことが重要。
そして「お金を増やす」項目になぜ貯金が入らないのか、は皆さんお分かりだと思います。バブルやその前の時代、利息が10%近く付いた時代なら増やす第一の方法は「お金を貯める」だったのです。しかしこの10数年、利率は地を這うような低さで、預けていても全く増えていきません。
ですのでここでは、貯金は「お金をプールしておく」という意味で使います。あくまでも出ていくお金を減らすため、または増やすためのタネ銭として分けておくものです。
【Review】毎月勝手に振替で貯める
いったん定期預金に貯めるように設定し、気軽に使えなくして強制的に分けています。
忘れないし、先によけて、その残りでやりくりをするというのを初めに就職したときからずっと続けています。あとから貯めようとすると残らないこともあるので、この方式が一番確実です。定期預金は1年から数年に1回まとめて運用に回したり、定期預金口座より利息の良い方法に変更しています。
また、普通口座に余剰金が出たらある程度まとめて別のメインではない口座に移して別途プールしています。急にまとまったお金が必要になって定期を解約する手間を省くためです。
2. 入ってくるお金を増やす(増収)
メルカリやオークションサイトに不用品を売る
一番手軽なのはネットで不用品を売ることです。自分にとって要らない物でも他の誰かが高く買ってくれることもあります。ただ、取引で揉めたりすることもあるようですし、商品の発送などの手間がかかってきます。
あとは、モノによりますがそんなに大きな金額にならない、ということ。毎月何万円も稼げるほど不用品は出てこないですよね。大掃除や思い切った断舎利などの時のボーナスというくらいでしょうか。
ただ、サイトで安く仕入れ、それを高く転売するという方法もあります。せどりなども一時期ものすごく流行りましたよね。それはそれで時間とセンスが必要なのでそこで安定した稼ぎになるかどうかは難しいところです。
パート・アルバイトや副業
ここはなかなか難しいのですが、専業主婦であれば一番効果が大きいところです。お子さんが小さくて働けない、体調が良くない、等なければ正直パートに出るのが一番早いでしょう。
外に出れない場合、別にお仕事をしている場合などは副業が第一候補です。
- 懸賞サイトやアンケートサイトでポイント稼ぎ
- 内職系の仕事
- 海外から商品を仕入れ国内で売る・代行購入など
- データ入力などの軽作業(低報酬のライター系のお仕事も含む)
- クラウドソーシングサイトで副業
- アフィリエイトやレビューブログの運営
等ですが、下3つはちゃんと稼ぐにはある程度の経験や技術が必要です。
上3つでどれほど稼げるのかは未検証ですが、お小遣い程度1~3万円であれば可能そうな気がします。
アンケートサイトに登録、お知らせが来るたびにこまめに回答を試したところ、1サイト月100円~くらいですかねえ、一瞬で終わりますが役には立たないなー。検証は当たるか当たらないかだし、収入として計算したい場合換金性の高いもの以外はそんなにうれしくないので、趣味ですね。
海外からの代行購入などは、うまく稼げる品物を見つければよさそうですが、外国語でのやり取りや、トラブルがあったときの処理を考えるとちょっと不安もあります。
また、広告や口コミでは「在宅データ入力」を見かけるのですが、実際なんだかんだ条件があって、私にはマッチングしないというか、どこでその仕事受けられるの?というくらい見かけなかったです。それを餌にサイト登録させたいだけなおでは?と勘ぐってしまいます。
似たような内容をクラウドソーシングサイト内の案件で見かけましたが(商品登録とか)、時間ばかりかかって単価がかなり安い内容が多く、PC作業初心者向きですね。スキルがない人はいいかもしれません。
【Review】クラウドソーシングで副業してみた
スキルがある方やクラウドソーシングに興味がある方は、ポテコがクラウドソーシングサイトでお仕事体験をしてみたレポートがありますのでご一読ください。
話題の副業クラウドソーシング。空き時間などを有効に使えたら、と思いチャレンジしてみたレポートです。 副業の必要性 いろんなお金の計算をしてみて、FPさんいわく、「このままの稼ぎが続けば大丈夫、で[…]
無理なく実行できる範囲でやるしかない
ということで、ずらっと見てきましたが、実行できそうなものはありましたか?
ポテコは節約するくらいなら収入を上げて何とかしたいタイプですが、節約のほうが得意な方もいらっしゃるでしょう。稼げる副業のスキルをお持ちの方、お持ちでない方、それぞれとるべき対応は変わってきます。
ただ、どういう方式をとるにしても、お金を貯める・増やすために一番大事なのは「手元に残るお金を意識して増やす」ことがすべてのスタート地点であることは間違いありません。
「増やす」は難しいですが「減る速度を遅くする」は度誰にでも有効です。手元のお金は無理して使う必要もありませんし、腐ることもないのですから、何かしようと思ったときに使えるお金があるように今から始めていきましょう。それは決して無駄になることはありません。
おまけ:運用を開始するまでに準備したい金額
そして残ったお金を「運用して増やす」ためには手元にどれくらいあればいいのでしょうか。
チクチク貯めたお金で投資を始めるには、少なくとも50万、欲をいえば100万は準備したいです。小額からでも始められる!という触れ込みが最近のトレンドではありますが、実際やってみるとやはりある程度まとまったお金を動かさなければ効果は薄いと思わざるを得ません。
ですので「投資を始めよう」というお考えの方には、ポテコ的には最低100万円の余剰金(家計と切り離せるお金)を貯めることをお勧めします。