なぜ副業にブログは最適といわれているのか
2000年ごろから、googleや楽天、そして有志によるMovable Typeの日本語化など、ブログサービスというものが世に出始めました。その後、2003~2004ごろにWordPressリリース、そしてはてなやニフティ、ココログ、シーサー、livedoor Blogなどのサービス開始。2004年ごろからは芸能人がブログをはじめ、2005年には「ブログ」が流行語大賞に選出。などなど、「ブログ」はメディアなどでも取り上げられ、こぞってみんな一斉にブログを作りました。
ちなみにポテコもそのころ、最初のブログの運営をしていました。調べてみたら2004年の12月にFC2で立ち上げ、その後2011年の3月で更新が止まっています。最後のほうは月1くらいの更新で、ほぼ動いていなかったのですが、震災でバタついて結局そこでフェードアウトしてしまった形になります。
他にも旅行記ブログや当時趣味だったドールのブログなど、いろいろ作ってました。もうIDもパスワードもわからないため削除することもできないブログが今もwebの海に漂っています(笑)
ブログサービスが始まる前は、htmlについて勉強し、サイト制作用ソフトは高価で買えないため、メモ帳でタグをポチポチ手打ち。掲示板などを設置するためのCGIをまなび…と個人でサイトを運営するのがかなりハードルが高かったのです。
それがブログサービスを利用すれば、面倒な作業は必要なく、テンプレートを変えれば手軽にデザイン変更も可能。難しいことがわからなくても日記感覚で楽しめるとあって、爆発的に流行しました。
その後もっと手軽なTwitterやFacebookなどが台頭し、現在は当時に比べればかなり下火といえる状態ではあるものの、それでもたくさんの方が今もたくさんのサイトを運営しています。
スタートするだけならば、簡単
「誰でもできる副業」というとせどりや転売、自分で作った作品を販売…などたくさんの副業がありますがその中でも、「副業」とい言ったとき真っ先に思いつくのが「ブログ」というくらいとにかく「簡単に始められる」というのがやはりブログの強みと言えるでしょう。
これは実は問題点でもあるのですが、知識ゼロからでもで簡単に開始できます。WordPressなどを使わずブログサービスでテンプレートを使ってしまえば本当に一瞬でスタートすることが可能です。
初期投資費用が低い
ということはどういうことかというと、スタート時点での投資費用がほぼゼロでOKということです。一般的に何か起業しようと思ったら、かなりの初期投資が必要となってきますが、ブログサービスで独自ドメインを取るための費用、年間1000円程度で間に合います。
独自ドメインだけでなく、サーバを借りてWordPressで運用…となるともう少しかかりますが、それでも年間1万円程度。破格の安さといえるでしょう。
商品を販売したりするわけでもないため、仕入れの手間や仕入れ代金、在庫を抱える心配、そして発想の手間などもなく、PCまたはスマホがあれば始められます。あと必要なのは文字を書き写真やイラストを作ることだけです。
収益化も簡単
ブログの収益化をするために必要なのは、広告を貼ることだけ。
そこから収益が本当に得られるかどうかはまた別の話になってしまうので後述しますが、アフィリエイトサービスブロバイダ(ASP)に登録して、広告をブログに貼れば収益化は終了です。
さらなる展開も可能
ブログがあれば、そこから自分のビジネスを広げていくことも可能です。例えば自分で作った小物販売やブログの記事に関係するコンサルタント業、電子書籍の販売、Youtubeとの連動…などなど、人が来てくれさえすれば広告に頼るだけでなく、ブログを起点に様々な展開が可能になります。
スタート後も問題が起こりにくい
個人でオークションやフリマ、または販売サイトなどを運営していると、お客さんとのやり取りが発生します。クレームや、商品の汚破損、お金のやり取りの問題など、個人で対応するには手間がかかる問題が発生する可能性もあります。
ブログに広告やアフィリエイトリンクを貼る方式であれば、直接のやり取りは発生しません。アフィリエイトサービスブロバイダ(ASP)に関してもブログ黎明期からの実績もあるので安心して使えます。
ASPには支援サービスなどもあって、ある程度実績を積むと担当者さんがついたり報酬率のアップ交渉などが可能なサービスもあるようです。
ここまで見た限りでは、主婦が空き時間でやるにはぴったりの副業のように思えます。
「ブログは簡単」の誤解
なんか儲かりそうな気がしてきましたか?
さらっとサイト作って、パッと広告貼れば一丁あがり!あとは人がどんどん来てバンバン稼げる!…のように見えますが、実はそこに落とし穴があります。
集客の問題
まず、初めてサイト(ブログ)を作成して、記事を書いたとして、そこのどれくらい人がやってくるかというと、まずほぼ来ません。作ったばかりの独自ドメインでは、Googleなどの検索に出にくく、また、上位に上がってきません。
誰も来ない?!
ある検索ワードで検索を賭けた場合、おなじような内容であればすでにたくさんの人が訪れているサイト、長く運営されているサイトなどのほうが優先して検索結果に表示されます。
検索結果の1ページ目に表示されなければ、訪問率がガクッとさがります。調べ物をして検索結果のページを見た時、わざわざページめくって訪問しないですよね。ほぼ上から順にクリックされるはずです。1ページ目に表示されるのは10程度でしょうから、まずそこに入るのが実はとても難しいです。
結果、頑張ってサイトを作っても1日に良くて10~30PV程度、競合サイトが多いなどの場合ですと、ずーっと誰も来ないということもあり得ます。ゼロpvです。
ずーっと誰も来ないという点においては、実は老舗のブログサービスを使うと、内部コミュニティとドメインパワー(ブログサービス自体が長く運用されているため検索サイトに強い)という事情があり、例えばはてなブログなどは集客しやすい等有利な点がある場合があります。
ただ、サービスサイトを挟むと独自の規約や、使用できない広告があったり、一部広告サービスと相性が悪いなどの影響がある可能性があります。根拠のないうわさレベルですが、独自ドメインのWordPressが運用が一番アドセンスに通りやすいという話もあり(とはいえ通過は本当に難しいです)、ブログサービスを使えばいいと一概に言えるものでもないため、ご自分の作りたいサイトに応じてサービスサイトを使うか、自分でサーバを借りてWordPressで運用するかをよく考えなくてはなりません。どちらも一長一短です。
メジャーでもニッチでもだめ
ブログ収益化の基本としては、検索する人が多いであろう内容についての記事を書く必要があります。なぜならばたくさんの人が来てくれないとお金にならないからです。
しかし、上に書いたように同じような内容のサイトがたくさんあれば、新規のサイトはまず表示されません。表示されなければお客さんは来ない、来なければ報酬も発生しません。
じゃあ、検索しても何も出てこない内容のサイトをつくればいいんだ!とお思いでしょうが、なかなかそうもいきません。また、あまり検索に出てこない内容は、調べる人も少ないという弱点があり、実はポテコも、日本で3人くらいしかその記事を書いていないというニッチな内容のブログを持っていて、検索で1位とか2位で表示されますが、人はあまり来ません(笑)。要するに検索する人も少ない、需要がないということです。
ま、それでも誰も来ないということはないので、自分で調べたいことがあって探した結果、だれも書いていないというネタがあった場合はぜひ記事にすることをお勧めします。
どうして人が来ないとダメなのか
皆さんがお店に行くとしましょう。「今日はどうしてもこれを買わなければいけない」と思っていく場合と、「いいものがあれば買おうかなー」の場合、そして「特に目的はないけどなんかいい雰囲気のお店だから覗いていこう」の場合などいろいろあると思います。
そしてお店にやってきた人全員が商品を買うわけではありません。ブログでも同じで、広告をクリックしてくれる率は平均してだいたい1%(100人に1人)さらにそこから購入に至ってくれる人はもっと少なくなります。1000人に1人購入してくれるとして、1000円の品物の購入報酬は高くて10%程度、100円です。1か月に1万円稼ごうと思った場合、1000円の商品であれば100人に買ってもらう必要があります。1000人に1人しか買ってくれないのですから、10万人の人が来てくれなければいけません。
人が来ないと儲からないのはわかりました。では1日に直すと?3333人…、実際とはもちろん違いますが、どうですか?達成できる気、します?
アフィリエイトとコンテンツ連動型広告配信サービス
ちなみに、ブログに設置する広告は大まかに、「成果報酬型のインターネット広告(一般に言うアフィリエイト)」と「コンテンツ連動型広告配信サービス(一般に言うGoogleAdSense)」があります。
前者はWebサイトやブログに、企業(広告主)の商品やサービス(商材)を紹介して広告を掲載し、読者がその商品を購入して初めて報酬が発生します。
後者は広告をクリックされたとき発生する報酬と、また広告が画面に表示されただけでも小額の報酬が発生する2本立てです。
前者は売りたい商品やサービスの販売サイトへのリンクを直接貼って、お客さんに商品・サービスを買ってもらうのを目的とします。購入してくれなければ1円もお金は発生しませんので、商品のレビューなど、その記事を読んだお客さんに「これ買おう」と思ってもらえるような記事を書かなくてはいけません。
後者は、今まで見ている人がどんなサイトを見ているか、どんなものを買ったかなどの情報や、広告が張られているサイトの傾向などから、自動的に選ばれた広告が表示されます。そして購入してもらえなくても、広告をクリックしてみてもらえさえすれば報酬が発生します。
「え、じゃあ自分でクリックすればいいじゃん?」勿論それはダメです。あっという間にBANされ、二度とサービスの利用ができなくなりますのでご注意ください。
「こちらは広告を見てもらうだけでもお金が発生するんでしょ?」そうです、ただし、100回表示されて1円とかそのくらいです。しかも、ちらっと見えただけでは回数に含まれないなどの細かい規定があり、やはりこちらもじっくり読んでもらえる記事を書かないとお金にはなりません。
手順や規約が年々複雑化
ブログ初期など、WEB関係の法律があまり整備されておらず、規約なども緩かった時代と比べ、現在はかなり個人情報や、広告の出し方、宣伝の仕方などのルールが厳しくなってきています。
最近話題になったのが、Youtubeが「児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)」に違反して子供の個人情報を違法に収集したとして米連邦取引委員会(FTC)およびニューヨーク州の司法長官などから訴えられ、最終的に1億7000万ドル(約180億円)の制裁金を支払うこととなった件。
そもそも、Youtubeって13歳未満の子供が使うには様々な制限があったりして厳しいのです。13歳未満の子どもから広告目的で使用される可能性のある個人情報を収集する場合には親の同意が必要と定められていますが、そこに子供が見たコンテンツなどに対して記録を取る旨の文言が入っていなかったのでしょう。結果、無断で履歴などの情報を収集している状態になっていたようです。
サイトを運営し、広告を貼ったり、GoogleAnaliticsなどのアクセス解析を導入している場合に必ずプライバシーポリシーを設置しなければならないのですが、そこに掲示しなければいけない文章など割と頻繁に変更が入ります。それらをしっかり確認していかなければなりません。特にコンテンツ連動型広告配信サービス系は注意しなければなりません。
サイトは一度作って終わりではなく、実際は細かく手を入れ続けなければならないのです。
個別のサービスを利用するための規約など、一部大変厳しい場合があり、違反するとある日突然広告が表示されなくなり、アカウントが停止され、二度と収益化が不可能になったりします。
Googleなどの都合で条件が大幅に変わる可能性がある
こちらも数年前に話題になりましたが、Youtubeの収益化についての条件の変更で、1再生1円が急に0.1円に減らされたり、チャンネル登録人数や再生時間をクリアしないと収益化できなくなりました。
GoogleAdSenseでは、広告を設置するためにサイトの審査があり、それが年々厳しくなっていると話題です。他にも検索結果表示のアルゴリズムが変わり、今まで上位表示されていたサイトが極端に下位に落ちてしまったりと、運営者の悲鳴が聞こえてくることも多いです。
このように刻一刻と変化していく状況にきちんと対応できることが必要となります。空き時間でやるには実は結構大変です。
知識不足での「ドツボ」にはまりやすい
ブログは簡単に始められると最初に書きましたが、本当に簡単なのはそこまでで、広告のタグの設置や、審査コードの設置、サイトのデザイン・機能の変更などなど、ある程度のHTMLやPHP、JSなどの知識がないと、広告の設置や継続運用・思い通りのサイトを運営するのは難しいというのが本当のところです。
人間と違って機械はきちんとした指示がないと動きません。「このタグをここに貼って」という指示の意味がわからない場合はほぼ無理でしょう。記号の一つが多くても少なくても、スペースが全角になっただけでも突然何も表示されなくなったり、ブログがめちゃくちゃになってしまったり、報酬が発生しなくなったと盛りだくさんです。
知識がゼロだと、そこからリカバリーできずどうにもできなくなることがあります。そうならないようにWEBサイトについての知識はざっとでも頭に入れておくほうが良いです。
WEBについてのリテラシーも求められます。それこそアフィリエイトサイトで、「簡単に月収何百万!」の方法教えますとか言ってNOTEなど有料の記事や電子書籍を売っているところがありますが、それ買っちゃう方はカモです(笑)また、やってはいけないこと、やらない方がいいこと、詐欺やウイルスにやられない方法など、自分を守るための方法も知っていた方がいいでしょう。危険がゼロなわけではありません。
それでもやるなら
上で見てきたように、正直「誰でも簡単」とはいいがたいです。実際、「楽して簡単にお金を稼ぎたい」ではどうにもならないのが現状なのです。
どうでしょう、それでもまだブログ収益化にチャレンジしてみたいですか?
本を買ったり、わからないことを調べ、情報をアップデートできる方、それを楽しそうと思える方は向いていると思います。めんどくさそう、わからないことは誰か教えてくれないと無理、という方はいますぐ回れ右です。パートに行きましょう。パートのほうが絶対稼げます。
それでもやってみたい、ブログ作りたい!という方はぜひチャレンジしてみてください。
とにかくきちんとしたサイトを構築
アフィリエイト自体は簡単に登録できますし貼れますが、購入してもらうための記事を書かなければなりません。また、GoogleAdSenseの審査を通過するのが現在かなり難関です。
大事なのはきちんと内容のある、読んだ人にメリットのある役立つ記事です。簡単副業としてブログが広まった結果、「いかがですかブログ」と呼ばれる、最後まで読んでも何の情報もないサイトが乱立して問題になっています。
TwitterやYoutube、某巨大掲示板サイトのまとめを貼るだけなど他人のコンテンツを利用しただけの記事、自分で購入したわけでない、メーカーサイトにある情報だけしか書いていないアフィリエイトの記事、ほかのサイトを参考にしただけで自分の意見や経験、考えなどのない記事、などしかないサイトは検索結果も悪いですし、人も来てくれません。
誰かが読んで、「役に立つ」「疑問が解決する」ような記事を「独自の経験や感想をメインに」「ほかの記事とは違う視点から」「詳しく、かつ分かりやすく」「そして面白い」記事を書くよう努力しましょう。
重要なのは広告でなくサイト本体
先にアフィリエイトやアドセンスをやろうと思ってサイトを作るせいか、10記事程度でいらすとやさんの画像を使って、どこかで見たような記事を書いて、AdSenseに合格しないと嘆いていらっしゃる方が大勢います。
申し訳ないですが当たり前です。そういうサイトに魅力はないからです。「お金稼ぎ」のためのサイトはすでにたくさんあり、それを目標にしてしまうと悪影響ばかりです。
お金を稼ぐことよりまず、魅力的なサイトを作ることを目標にしてください。
過度な煽り記事、特定の人、商品やサービスなどへの執拗な批判、誹謗中傷などもやめてください。愚痴サイトなどは収益化に向きません。不特定多数の人が見て不快にならないサイトというのが最低ラインです。
特に注意すべきジャンル
また、YMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれる金融・医療・法律などの「将来の幸福、健康、経済的安定、安全の面でユーザーに重大な影響を与える可能性がある」ジャンルの記事については取り扱いが難しいです。特にGoogleAdSenseを考えている方は要注意です。ただし、自身が医療関係者であるなどの場合は、信頼性を担保できれば(身分や実績の証明など)逆に差別化を図ることも可能になります。
絶対避けるべきジャンル
飲酒・喫煙・アダルト・不倫など、道徳的・社会通念上に問題のあるコンテンツは絶対に避けてください。そういうコンテンツに広告を出したいという一般企業はありません。また、広告を貼りたいと申請しても、許可されない可能性が高いです。作り損です。
定期的な更新を確実に
検索結果の向上への努力としては、きちんと定期的に記事をアップするというのが重要です。毎日でなくてOKです。内容の薄い、ありふれた記事を毎日上げるくらいなら濃い、独自性にあふれる記事を週1で上げるほうが効果的です。
特に始めたばかりの初心者は、時間をかけて記事を書き、アップして終わりではなく、数日後読んでリライトをしたりなどの確認修正作業もした方が良いため、記事アップの期間は無理ない程度、でも定期的、継続的にしましょう。
よく、毎日2時間程度の作業でOK!などという記事を見かけますが、現在の状況ではそんな時間で書けてしまう記事に価値はないと言えます。知識と言葉の泉から文字があふれて止まらない方は、記事執筆だけなら確かに2時間程度でも行けるでしょうが、そこに至るまでの、たとえば、レビューする商品を買ったり使ったり、取材に行ったりという時間を含めれば、3倍、4倍の時間が必要です。
それを踏まえれば、逆に「毎日更新」が無理なのはお分かりと思います。「毎日更新」できる程度の記事ではうすーー記事にしかなりません。
SNSとの連動はしなくてよい
Googleの検索結果に影響する「低品質なトラフィック」というものが話題になっています。SNS経由だとGoogleからのサイト評価が低くなるようです。SNSからのほうが集客しやすいのですが、一番重要なのは検索からサイトに訪問してもらうことになります。ですので、無理にSNSと連携をする必要はありません。
ありがちなのですが、すでにお友達とブログやSNSでつながりがあり、「サイト作ったので見てー」と宣伝、その人たちが応援のつもりでクリックしてしまう…、これは規約違反で2度と広告を貼れなくなる可能性がありますのでやってはいけません。
ですのでどうしてもSNSと連動させたい場合は別のアカウントを取って、知り合いには教えないようにしてください。
GoogleAnaliticsとSearchConsoleは必須
自分のサイトの状況を確認したり、サイトマップ送信などに必要となりますので必ず連携しておきましょう。特にサーチコンソールは自分のサイトがどんなキーワードで検索結果に出ているかなどを見るのに役立ちます。ここを参考にして記事の書き直しや調整をすることもあります。この2つのツールは必須で、これの使い方を理解できない場合は、厳しいかもしれません。
上の方でもかきましたが、日々変わるwebの状況に対応できないのであれば稼ぐことどころかサイトの運営自体が危ういからです。
あきらめない
最も大切なのは、飽きたり諦めたりせず継続して続けるということです。特に開始後6か月は訪問者も少なく、そこで諦めてしまう人が多いそうです。1年続けられる人はさらに減ります。
記事をアップした当初は検索結果が下位でも、時間が経ち、こまめな記事更新でドメインパワーが上がったり、訪問者が少しずつ増えたりすることによって上位に表示されるようになることもあります。また、かつて人気でも更新頻度が減ったりすると、下位に下がることもあります。要するに、まさに「継続は力なり」なのです。
2年、3年と続く人は本当に一握りです。地味で面白みのない作業を、少しづつこつこつと確実に詰み重ねていくことができなければ、ブログ運営はできないのです。
「ほんとに稼げる?!」結論
結論としては、「一握りの人しか儲かりません」。これはもう変わりません。楽でもありません。そして大多数の人はお金を得る前に辞めてしまうか、稼げてもほんの少しです。
もちろんポテコは「稼げていない大多数」のほうに分類されます(笑)。とはいえゼロではありません。ですのでやる意味がないとか、完全に無理というつもりはありません。少ないからと言ってやめてしまうよりは継続したほうが可能性があります。
やめてしまう大多数の人は、楽しくないからだと思っています。「地味で面白みのない作業」といいましたが、自分の興味のない記事を書き続けるのはつらくないですか?少なくともポテコは自分の興味のない記事は書きたくないです。時間もかかりますし、苦痛でしかないです。
「儲かるキーワード」「金になるジャンル」よりはご自分の好きなことについて書いた方が面白くためになる記事が書けるハズです。そしてその結果、お金が入ってくれば万々歳。ブログは書いたものが残りますから、古い記事でもある日突然お金が発生することもあります。半年前の記事が何かの拍子でバズることもあります。書いて残してある、これは重要です。
副業ではなく本業としてやりたい人は別ですが、我々主婦であれば、買ったものレビューしてお小遣い稼ぎなどの用途には全然使えます。良い記事ですと、継続して閲覧があり、それによって報酬も発生することがあるからです。
自分にしか作れないサイトを
ですので過度な期待をせず、コツコツ長い時間をかけて稼ぐという認識でいていただければいいと思います。本業ではないのだから、焦らずゆっくりやればいいのです。やらなければゼロですが、やれば何かしら残ります。それが次につながる可能性もあります。キャラ弁や、お子さんの寝ているところをかわいい風景にして写真をアップしていた方などいらっしゃいますよね。
「稼ぐ」をちょっと横に置いておいて、自分にしかできない、作れないブログやサイトを作っていくことを目標にしていけば、見てくれる方が増え、それにつれて広告収入も増えていくはずです。ぜひ頑張ってみてください。